仕事内容

【設計】
2次元・3次元のCAD/CAM設計を行っています。
設計の仕事は、 一つの金型を生み出すまでの全てのプロセスを管理する、いわば、金型設計のディレクション。
お客様の要望をしっかりと聞き、理解した上で、これまでに培った新生工業のノウハウと融合することから始まります。
お客様側の技術者とのやりとりの中で、最適な生産システムの解をさぐる重要なポジションです。


【機械加工】
設計データを元にマシニングやワイヤーカットを使って材料を必要なパーツの形に加工する作業です。
それまで図面データ上でしかなかった製品が、実際の形になる最初の一歩。ここでの精度が後の工程に影響を与えるため、繊細な加工技術が必要になってきます。
そのほとんどは人の手によるもの。
機械加工と言っても機械任せにはできない、一品生産の面白さがあります。

【組み付け】
一つの金型製品には、数百個のパーツが取り付けられています。
設計に従いパーツを取り付け、金型を組みあげる作業は、工夫しながら大きなプラモデルを作り上げるのに似ています。
ひとつひとつ手で組みつけていく作業は、技術と経験が必要な仕事ではありますが、先輩社員の指導の元にすすめていますので、スムーズに身につけることができます。
弊社では、設計・製作から試打や検証までの流れを100%自社内完結化にすることで、短納期・高品質・低コストを実現しています。


【仕上げ】
弊社には、400tプレスまでの金型製作に必要な製作設備、検査・テスト設備を備えており、組み上がった金型は社内にある試し打ち用のプレス機で実際に試し打ち。
金型の製作は一度で完結しないこともあり、試し打ちの段階で設計まで立ち返って考え直すことも。
より完成度を上げる為の試行錯誤が、お客様から「満足のいく品質。使い勝手がいい」と言っていただける、新生工業ならではの金型クオリティを支えています。